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七宝ジュエリー

学生時代に七宝という伝統的な素材・技法に出会い
魅せられて当時の卒業制作もそれを使った作品をつくりました。

卒業後、自宅でも作品づくりが続けたくて窯(電気炉)を購入しました。
が、仕事や借りていた部屋の関係でなかなか作業ができずに
実家で数年眠っていました。

結婚を機に窯をアトリエに置きいつでも制作ができるようになりました。

数年前からずっとあたためていたアイデアがあり、
最近になってやっとそれを形にすることができました。
普段はお客さまのオーダーをもとにデザインを提案させていただいているので、
「これがどうしてもつくりたい」という衝動で制作するのは久しぶりのことでした。
自分の中で表現したいものが明確で、強いパッションのもとで作品をつくるのは
とても新鮮で楽しい時間でした。
しかしその分、頭の中のイメージに近づけていく難しさをより感じました。
とくに七宝は一発勝負。窯に入れて焼いてみないと仕上がりがわかりません。
何度も試し焼きをしたものの、思い通りにならないことに
経験の甘さ技術の足りなさを痛感し
もっとこの素材を探求してみたいという気持ちになりました。

このたび、ありがたいことにその作品が
第26回国際七宝ジュエリーコンテストにて奨励賞をいただきました。
背中を押してもらったような気持ちです。

応援してくださっているみなさんに心から感謝いたします。
ありがとうございます。
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          蓮のつぼみをリングとして表現しました。
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        葉の裏には池の中の金魚が映っています。
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by golden_syrup | 2013-03-27 15:16 | ゆびわのはなし  

やっとお会いできました。

先日、尊敬するアーティストのひとり、荒井良二さんに会いに水戸に行ってきました。
絵本作家としての活動が有名ですが、
子供向けのワークショップや音楽活動などもされている方です。
一見落書きのような彼の本を初めて見たときは衝撃でした。
色をたくさん重ねていて何色とも表現しがたいし、
絵の具の上に鉛筆で描いてあったりもします。
わくわくするんです。そして子供はきっともっといろんな発見をして
違うわくわくもあるんだろうなぁとも思います。
でも、「(子供に失礼だから)子供用の絵本として考えていない」し、
「すべての人に開かれた絵本」とおっしゃっていました。
いくつかの絵本のバックグラウンドも話してくださり、
今まで何となく読んでいた絵本がぐっと心に沁みるようになりました。
とくに「たいようオルガン」は「遠くにいる人のことを想う気持ちが制作のきっかけ」
ということを聞いて、家族や親しい友人は
お互いに相手が出している音を聞いているんだなと思いました。
だからいつも絶妙なタイミングでメールや電話をくれるのかなと。

実際お会いして、彼の作品がさらに魅力的に感じました。
いつもきっかけをくれてありがとうございます。
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by golden_syrup | 2013-03-22 12:08 | 日々のこと